こんにちは!Yo-craftです。
今回は、イオンモール名古屋みなと店について紹介したいと思います!
(※追記:当イオンは2021年2月をもって閉館しています。閉館する前の記事となります。ご了承ください。)
・イオンモール名古屋みなと店とは?
名古屋市港区にあるイオンで、1999年に開業し、当時の名前は「ベイシティ品川」という名前でした。商業施設棟は4階建てで映画館も併設しており、港区の中心的なショッピングセンターでした。しかし、わずか2、3kmのところに、2014年にイオンモール名古屋茶屋、2018年には、ららぽーと名古屋みなとアクルスがオープンしたことで、事態は一転。テナントの移転や閉店が相次ぎました。デッドモール化したため、「明るい廃墟」としてSNSを中心に話題となっていました。
そして2021年2月をもって閉館することが決まりました。
・”廃墟”イオンを堪能する!
閉店まで残り数日となった2月某日、実際にイオン名古屋みなとへ行ってみました!
アクセスとしては、あおなみ線荒子川公園駅からすぐのところにあります。
イオン名古屋みなとの外観。一見賑わった普通のイオンに見えます。
しかし、中に入ってみるとびっくり。店舗が全然ありません。
4階建てとなかなかの規模がありながら、ただ壁が続いているだけです。壁には様々な壁画アートがありました。
1階はまだ比較的店舗が残っていましたが、2階以降はほとんどの店舗が撤退していました。
営業している店舗では、多くのお店で在庫処分セールを行っていました。実はセール目当てでもあったのは内緒。
非日常的で、ある意味壮観でした。ですが、盛者必衰、とは言いますが、かつては賑わっていたものが衰退していくのは虚しいですね。利用者のメッセージが描かれたコーナーもあり、地域の住民に愛されていたことが伺えます。
また、店舗が撤退した空きスペースにはクレーンゲームが置かれていました。アームの出力は最強となってるみたいでした。こちらも在庫処分といった感じでしょう。
お客さんがいないとだだっ広い様子がより鮮明となってしまいます。平日に訪れたこともあってか、1階の食品売り場は多少賑わっていましたが、特にお店が少ないエリアではお客さんはまばらでした。
最後に、荒子川公園駅にて。あおなみ線とイオン名古屋みなとを収めました。
・まとめ
ある意味非日常的で見どころある空間となっていましたが、なくなってしまうのは残念なものです。
地方のショッピングセンターではデッドモール化が深刻になっている事例もあります。その打開策として、市の庁舎として活用する例などもありますし、イオン名古屋みなとでも建物の有効活用をして欲しいところですが、老朽化もありますし、おそらく解体されてしまうのではないでしょうか。
閉館まで残すところ数日です。皆さんも訪れてみてはどうでしょうか。