こんにちは!Yo-craftです。
愛知、岐阜を走る名古屋鉄道(以下名鉄)は路線網がとても大きく、ドル箱路線から、廃線危機の赤字路線まで数多くの路線が存在します。
今回は、中でも存続問題にまで転じている赤字路線、蒲郡線に乗車してきましたのでご紹介します!
そもそも蒲郡線とは?
蒲郡線は、愛知県西尾市の吉良吉田駅から、蒲郡市の蒲郡駅を結ぶ路線です。10駅あります。三河湾沿いに走り、沿線には様々な温泉地や、レジャー施設、海水浴場などが存在します。そのため、かつては観光路線として大いに賑わっており、特急も運行されていました。しかし、三河湾観光の衰退とともに、路線も衰退していきました。現在では、直通列車は運行されず、線内完結のワンマン普通列車が毎時2本運行されるのみです。
そのような状況から、現在に至るまで何度か存続危機に見舞われた路線でもあります。
吉良吉田駅で蒲郡線に乗車!
蒲郡線の起点である、吉良吉田駅にやってきました。ここは名鉄西尾線との乗り換え駅でもあります。
写真は蒲郡線のホームから撮影しました。奥に見えるのが西尾線のホームです。ホームの行き来では中改札を通るため、2線のホームは完全に独立しています。(一応線路は繋がっています。)
蒲郡線のワンマン2両編成。6000系です。蒲郡線の車両は、代走を除き6000系のみです。
吉良吉田駅を出ると長閑な田園風景が続きます。車内はとても空いていました。なので余裕で座れました。車内には名鉄ではとても珍しく運賃箱があります。運賃箱があるのは蒲郡線と広見線の新可児-御嵩間のみです。
東幡豆駅で下車!隣駅まで歩く!
吉良吉田駅を出て3駅のところにある東幡豆駅で下車します。ここから、お隣のこどもの国駅まで歩こうと思います!
東幡豆駅のホームです。
そしてこちらが駅舎です。自動改札もmanacaの利用もできません。かつては三河湾観光の拠点駅でしたが、今ではその面影は残っていません。
ここから隣のこどもの国駅を目指して歩いていきます。2.2キロの距離があります。蒲郡線は30分に1本の運行なので30分後の列車に間に合うようにしたいです。
ですがせっかくなので少し遠回りをして海へ出ました。天気も良く、良い景色でした。
その後は線路沿いを歩いていきます。
途中、橋桁が1.6メートルの橋がありました。なかなかに低いです。
そして、こどもの国駅に到着しました!私は徒歩で25分ほどかかりました。前述の通り、蒲郡線は30分に1本の運行なので、間に合わせるためには時間に気を使ったほうが良いです。
名鉄で1番利用客の少ない駅!こどもの国駅
さて、こどもの国駅に到着しましたが、この駅、実は名鉄の全275駅で1番利用客の少ない駅なんです。
「愛知こどもの国」という施設が近くにあるのでこの名前が付けられていますが、とても「こどもの国」っぽい駅には見えません・・・私はこの雰囲気好きですが。
ホームは、1面1線ですが蒲郡線で唯一有効長が6両編成ある駅です。やってくる列車は2両編成のみですが。駅舎はありませんが相当年季を感じる駅でした。存続問題もありますし、利用者も名鉄1少ないですが、駅が改修されることはあるのでしょうか。
また、ホームにいたのは私1人でした。
蒲郡行きの列車がやってきました。これでこどもの国駅を後にします。
終点蒲郡駅に到着!
こどもの国駅から5駅行くと終点蒲郡です。
蒲郡駅は蒲郡市の代表駅でJR東海道本線との接続駅です。JRは特別快速も停車します。
蒲郡線の改札。JRの方と異なりこぢんまりとしています。自動改札もありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。蒲郡線の魅力が伝わったでしょうか。私自身、蒲郡線に乗って長閑な景色が楽しめました。また、学生のお客さんが割といて、蒲郡線を必要としている人も多いことに気づきました。ぜひとも存続し続けてほしい路線です。沿線には温泉地や観光スポットもありますので皆さんも訪れてみてはどうでしょうか!
今回の記事は以上です。ここまでご覧頂きありがとうございました!!
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