こんにちは!Yo-craftです。
全国には9000を超える駅が存在しますが、中には読み方が難しい難読駅名も多々あります。当ブログでは、そんな難読駅名を地方別に紹介してきました。今回は第4弾!ということで中部地方の難読駅名をご紹介します。今回ピックアップするのは14駅です。
鉄道や旅行好きの方もそうでない方も、是非、何と読むのか考えてみて下さい!
駅名をクリックすると、答えまでスクロールします。
↓↓↓
いくつ読めましたか?以下答えとなります!
(画像は知立駅のものを除き、Wikipediaより引用。)
1, 禾生
かせい
富士急行大月線の駅で、山梨県都留市にあります。
近くにはリニア実験線があり、当駅と隣の田野倉駅の間で交差しています。
2, 御器所
ごきそ
名古屋市営地下鉄鶴舞線と桜通線の駅で、名古屋市昭和区にあります。
ちなみに、駅のある昭和区は、当初は「御器所区」とする案でした。周辺地域が反対して、元号の「昭和」を取って採用されました。もしかすると難読区名が誕生していたかもしれません。
3, 知立
ちりゅう
名鉄名古屋本線と三河線の駅で、愛知県知立市にあります。
現在、この駅は高架化工事が進んでおり、3階構造で4面8線の巨大駅が完成する見通しです。
江戸時代、東海道五十三次の39番目の宿場は現在の知立市にありましたが、漢字は「池鯉鮒(ちりゅう)宿」でこちらも難読です。
4, 為栗
してぐり
飯田線の駅で、長野県下伊那郡天龍村にあります。
秘境駅の1つで、為栗は、「水にえぐられた所」という意味が由来しています。牛山隆信氏による2021年度版秘境駅ランキング13位の駅でもあります。
5, 坂祝
さかほぎ
高山本線の駅で、岐阜県加茂郡坂祝町にあります。
近くには「日本ライン」が流れています。これは木曽川の一部なのですが、ドイツのライン川に似ている、ということで大正時代に志賀重昂という人物によって命名されました。
6, 相可
おうか
紀勢本線の駅で、三重県多気郡多気町にあります。
名前の由来としては、周辺が街道が交差する交通の要所で、「会う所」に因んでいるそう。
7, 上枝
ほずえ
高山本線の駅で岐阜県高山市にあります。
上枝は、穂末(穂の先)という意味です。ちなみに、駅のある高山市は日本で一番大きな市です。香川県や大阪府よりも広く、東京都全体とほぼ同じ大きさです。
8, 動橋
いぶりはし
北陸本線の駅で、石川県加賀市にあります。
「いぶる」という加賀地方の方言が由来しています。「いぶる」の意味は「揺れる」という意味です。揺れる橋。
9, 上挙母
うわごろも
名鉄三河線の駅で、愛知県豊田市にあります。
トヨタの企業城下町である豊田市ですが、1950年代までは挙母市(ころも市)という名前でした。
10, 轟
どめき
えちぜん鉄道勝山永平寺線の駅で、福井県吉田郡永平寺町にあります。
思わず「とどろき」と読みたくなりますが、「どめき」です。
11, 大嵐
おおぞれ
飯田線の駅で浜松市天竜区にあります。
駅舎は東京駅をモチーフにしたらしいです。また、他に東京駅の駅舎をモチーフにした駅として、埼玉県深谷市の深谷駅があります。こちらの方が断然有名でしょう。
12, 苧ヶ瀬
おがせ
名鉄各務原線の駅で、岐阜県各務原市にあります。
各務原(かかみがはら)も難読ですね。市の名称は「かかみがはら」ですが、JR各務ケ原駅は「かがみがはら」、県立各務原高校は「かかみはら」などと読み方がややこしかったりします。
13, 姨捨
おばすて
篠ノ井線の駅で、長野県千曲市にあります。
スイッチバックの駅で、日本三大車窓の一つに数えられる駅です。
「姨捨」は姥捨山(冠着山の別名)から由来しており、姨捨山は姥捨て伝説の舞台となっている山です(諸説あり)。姨捨て伝説は、古代、息子が年老いた親を山に捨てに行った、という民話、伝承です。
14, 能生
のう
北陸本線の駅で新潟県糸魚川市にあります。
「糸魚川」も有名な地名ですが初見では読めないですよね。
ちなみに、過去にこの駅で「能生騒動」という出来事がありました。能生駅は優等列車が停車しない駅でしたが、1961年のダイヤ改正で特急「白鳥」がこの駅で運転停車をすることになりました。しかし、誤って時刻表に停車時刻が掲載されてしまい、客扱いを行うものと勘違いした地元住民が、「白鳥」の停車時、ホームで出迎え、盛大に祝賀しようとしたのです。当然、客扱いはしないので、ドアは開かず、住民は落胆したそうです。
終わりに
いかがでしたでしょうか!皆さんはいくつ読めましたか?
中部地方にはまだ他にもたくさんの難読駅名が存在しますが、都合上14駅のみの紹介となりました。
それではここまでご覧頂きありがとうございました!
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