こんにちは!Yo-craftです。
全国には9000以上の駅が存在しますが、中には読み方が難しい、難読駅名も多々あったりします。
前回、そんな難読駅名について、九州の駅名で記事にしました。
今回はその第2弾!ということで、中国、四国地方の駅名をピックアップしました。
鉄道や旅行好きの方もそうでない方も、これらの駅名を何と読むのか考えてみて下さい!
取り上げる駅名は全部で12駅です!
駅名をクリックすると答えまでスクロールします。
↓↓↓
いかがでしょうか!どれくらいわかりましたか?
以下答えになります!
(写真はwikipediaより引用)
1, 麻生塚
「おえづか」
徳島線の駅で、徳島県吉野川市にあります。
ちなみに、吉野川市の市名にもなっている、吉野川は、利根川、筑後川と共に日本三大暴れ川の一つです。利根川は「坂東太郎」、筑後川は「筑紫次郎」、吉野川は「四国三郎」という異名があったりします。
2, 府中
「こう」
徳島線の駅で、徳島市にあります。
府中と書いて「こう」と読む理由は、江戸時代、「府中」→ふちゅう→不忠、に通じるのを嫌った徳島藩が、かつて存在した阿波国の「国府」(こう)にかけ、かつ「孝」に通じるよう読ませたからとされています。
3, 挿頭丘
「かざしがおか」
高松琴平電気鉄道の駅で、香川県綾歌郡綾川町にあります。
ちなみに「挿頭」(かざし)とは、古代、髪に挿した花や枝のことです。平安時代以降は冠に挿すことにも言いました。
また、駅がある綾川町は讃岐うどん発祥の地とされています。
4, 祖谷口
「いやくち」
土讃線の駅で徳島県三好市にあります。
日本三大秘境の一つである「祖谷渓」への県道が駅近くにあります。三大秘境の他二つは、岐阜県の白川郷と、宮崎県の椎葉村です。
5, 撫養
「むや」
鳴門線の駅で、徳島県鳴門市にあります。
ちなみに、日本で初めてベートーヴェンの交響曲第9番が演奏されたのは鳴門市です。(厳密には、第一次世界大戦時、鳴門市にあったドイツ人収容所 。)
6, 美袋
「みなぎ」
伯備線の駅で、岡山県総社市にあります。
名前の由来は、近くを流れる高梁川の「水流れ」という言葉が「みなぎ」と転じたことによります。
美袋駅の駅舎は登録有形文化財に登録されています。
7, 特牛
「こっとい」
山陰本線の駅で、山口県下関市にあります。
「特牛」の由来は様々な説が挙げられていますが(方言で牝牛のことを「コトイ」ということに因んだとする説など)、どの説も確証に至るものではないようです。
8, 日生
「ひなせ」
赤穂線の駅で、岡山県備前市にあります。
駅前には港があり、小豆島行きのフェリーも出ています。ちなみに私は、「日生」の読み方を「桃太郎電鉄」で知りました。
9, 土師
「はじ」
因美線の駅で、鳥取県八頭郡智頭町にあります。
そもそも「土師」とは古代、土器や埴輪を制作した人たちのことを指すのですが、それが駅名と関係があるのかはわかりませんでした。
10, 妹尾
「せのお」
宇野線の駅で、岡山市南区にあります。
周辺は干拓地が広がっています。ちなみに、妹尾駅がある岡山市南区の児島湖は、日本で最初にできた人造湖で、ダム湖を除くと世界で2番目の広さを誇る人造湖です。
11, 厚保
「あつ」
美祢線の駅で、山口県美祢市にあります。
一説では、大昔、神功皇后が三韓征伐(朝鮮にあった新羅、百済、高句麗の三国を征服)を行った際に、兵を「あつ」めた(集めた)場所であったことが名前の由来とされています。
12, 木次
「きすき」
木次線の駅で島根県雲南市の駅です。
「八岐大蛇」の愛称を持つ駅です。これは日本神話の八岐大蛇伝説に因んだものです。木次線では、「奥出雲おろち号」というトロッコ列車も運行されています。(2023年度で運行終了の予定。)
終わりに
いかがでしたでしょうか!皆さんは何問正解できましたか?
初見では絶対読めないような駅名も多々ありましたが、その由来を知ったりすると面白かったりします。
それではここまでご覧頂きありがとうございました!!
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